Peak Design Travel Tripods。カッコイイですよね。
キャプチャープレートやアンカーリンクスなど、Peak Designで揃えているぐーたらにとって、喉から手が出るほど欲しいPeak Design Travel Tripods三脚。
しかし、カーボン仕様は、めちゃくちゃ高いんですよね。。正直手が出せないのです。
そんなとき、UlanziからPeak Designと同じようなキャプチャーシステムを備えたF38シリーズなるものの存在を知り、しかもそのF38を搭載したPeak Design三脚と同等、いや、コストパフォーマンスを考えるとそれ以上すぎるアイテムが発売されました。
Peak Designエコシステムは保ちつつ、カメラを三脚やPeak DesignキャプチャーV3にカチっと瞬間着脱できる環境を実現できたので、備忘(レビュー)していきます。
- 1 Peak Designのクイックリリースプレートを載せられる雲台がない!
- 2 クイックリリースシステム Ulanzi F38シリーズ
- 3 ピークデザイン互換のUlanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3がアツイ
- 4 Ulanzi Zero F38三脚は、Peak Design Travel Tripodsと同等以上 コストパフォーマンスは最強
- 5 Ulanzi F38シリーズクイックシュークランプ(雲台に付けるベースマウント)で、どんな三脚もカチッとな
- 6 Peak DesignキャプチャーV3との相性は最高
- 7 まとめ:「Peak Designキャプチャーも使えて、三脚でのクイックリリース瞬間着脱も実現」は最高でしかない!
Peak Designのクイックリリースプレートを載せられる雲台がない!
Peak Designのクイックリリースプレートを載せられる雲台があれば、バカ高いPeak Design Travel Tripods三脚を購入する必要がありません。
Peak Designから、あの雲台だけ発売されないかなぁなんて、淡い期待を持ち続けていましたが、結局2023年1月時点ではまだ実現していません。
あの三脚 というより、カメラをカチっと三脚に瞬間着脱できるシステムが欲しいんですよね。
そうなると、別のブランドに目移りしたりもするのですが、Peak Designからは離れたくない!
Peak Designのキャプチャー、便利なんですよね。
ぐーたらは、実は、リュックのショルダーベルトに1つ。腰ベルトに付けるための1つで、計2つ持ってるほど。
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悩ましい日々が続いていましたが、ようやくそれが解消される時が来ました。
クイックリリースシステム Ulanzi F38シリーズ
言ってしまえば、Ulanzi版クイックリリースシステムです。
じゃ、Ulanziで統一しちゃえばいいじゃない という話もありますが、今までのPeak Design資産もあるし、やっぱりPeak Designってカッコイイななんてところで、当記事の主題である、Peak Designエコシステムの中に留まりつつ、三脚を瞬間着脱しちゃおう を実現したという次第であります。
クイックリリースプレート
FALCAMクイックシュークランプ ベースプレート
キャプチャー / カメラホルスター
卓上三脚
Ulanzi ZERO F38三脚
DJI RS3 ジンバルのクイックリリースプレートもあり
ぐーたらはまだ手に入れられていないのですが、F38クランプが内蔵されたDJIジンバルのクイックリリースプレートもあります。
DJI標準プレートでも、アルカスイス互換を謳ってはいますが、Peak Designのクイックリリースプレートはハマらないんですよね。
だから、この写真のように、アルカスイス互換のマウントが内蔵されたプレート(SmallRig製)を付けているんですが、F38シリーズに統一させることで、「カチッと体験」瞬間着脱が実現します。
ジンバル用クイックリリースプレート
ピークデザイン互換のUlanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3がアツイ
F38クイックリリースプレートはPeak Designキャプチャーにはハマらない
通常のF38シリーズのクイックリリースプレートでは、Peak Design(ピークデザイン)のキャプチャーV3にはハマりません。
具体的には、スカスカでロックされないんです。
Peak Designは角のアールが、F38シリーズに比べて比較的角ばった印象なので大きく見えますが、実際のサイズはほとんど変わらず。
表:Ulanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3
裏:Peak Design純正プレート
下の画像は、重ねて大きさの比較をしてみたもの。
ほぼ目視での違いはわかりません。
正対する2辺は、若干Peak Design純正の方が大きい。つまりこの辺でPeak Designキャプチャーに付けようとすると、スカスカになる。
一方、こちらの2辺は、ほぼPeak Designプレートと同じサイズ。
と言っても、若干(0.何ミリ単位)Ulanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3の方が小さいようにも見えます。
このあたりは後述する”あそび”での実証されているのではないかと思いますが、装着する分には影響はありません。
装着具合
1:06あたりから↓
ピークデザインキャプチャー互換のUlanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3
しかし、Ulanziさん分かってる!!
Peak Design(ピークデザイン)が三脚用雲台を出さないんなら、ウチから攻めようということなのか、Peak Design製品と互換性のある、Ulanzi F38クリックリリースプレート FOR PD Capture V3を出してくれているんです!もちろん、F38シリーズにフィットすることは言うまでもありません。
- 1/4ネジ
- 滑り止めシリコン
- ストラップ取り付け穴
- アルミ合金
通常のF38プレートとは若干大きさを変えているようで、向きによって、Peak DesignとUlanzi F38に瞬間着脱することができます。
縦方法ではF38、横方向ではPeak Design という具合に。
F38プレートとPeak Design プレート Peak Design Capturek
0:59あたりから
通常のアルカスイス互換ベースマウントにも装着可能
Ulanzi製 FALCAMクリックリリースプレートFOR PD Capture V3は、F38クランプに最適化されているプレートですが、それ自体がアルカスイス(Arca-Swiss)互換になっているので、アルカスイス互換のベースマウント・クランプであれば装着可能です!
Ulanzi Zero F38三脚は、Peak Design Travel Tripodsと同等以上 コストパフォーマンスは最強
もはや、Ulanziさん、パクってますよね?というくらいそっくりな商品。
けれど、重量は、100gほど軽い!
Ulanzi Zero F38:1.1kg
Peak Design Travel Tripods:1.27kg
しかも後発商品として、Peak Design Travel Tripodsと同等以上のスペックとなっています。
当記事では、Peak Designエコシステムを保ちつつ、三脚やキャプチャーにカメラをカチッと付けられるようになったのは素晴らしいことを叫びたいので、いったん、Ulanzi Zero F38三脚の詳細は、YouTuberの方の紹介などに委ねることにします。
けれど、カメラを三脚にカチってワンタッチで瞬間着脱して載せられるのって、こんなに快適だなんて!!
Ulanzi F38シリーズクイックシュークランプ(雲台に付けるベースマウント)で、どんな三脚もカチッとな
Peak Designがかたくなに出していなかった、クランプもULANZI FALCAM F38シリーズとして発売されているので、Ulanzi Zero F38三脚でなくとも、お手持ちの三脚などにF38クランプを付けることで、「カチッと瞬間着脱体験」が得られます!
また、ULANZI FALCAM F38クイックシュークランプは、それ自体はアルカスイス(Arca-Swiss)規格となっているので、アルカスイス互換のベースに取り付けて、Peak DesignやF38シリーズシステムでの運用も可能です。
ぐーたらは、PGYTECH MANTISPODを活用しています。これはこれで、アルカスイス互換のクイックリリースを備えていますが、そこにさらに
ULANZI FALCAM F38クイックシュークランプを付けて、より快適にカメラを三脚に取り付けられる環境にしています。(なんだかよくわからない状態に(笑))
Bluetoothリモコンがついた新型がリリースされている!
手持ちの三脚にUlanzi F38シリーズクイックシュークランプを装着
2:51あたりから
Peak DesignキャプチャーV3との相性は最高
実は、実際にUlanzi F38クリックリリースプレート FOR PD Capture V3を、Peak Design(ピークデザイン)のキャプチャーに付けてみると、ドンピシャのサイズではなかったりします。ちょっと余裕があるというか。
もちろん外れたりするほどの余裕ではなくて、ほんの”あそび”程度。
あそびの検証動画
2:12あたりから
けど、ぐーたらはむしろそれくらいの方が良く感じています。
というのは、純正Peak Designクイックリリースプレートで、キャプチャーV3にカチッとはめるとき、サイズが丁度過ぎて、うまくはめることができないことがあったんですね。
特に、カメラリュックのショルダーベルトに付けているときなんか特に。
けれど、Ulanzi F38クリックリリースプレート FOR PD Capture V3は、適度に遊びがあるから、Peak Designキャプチャーに付けるときに、ハメやすいんですね。これは思わぬ誤算でした。
Ulanziさん、計算ずく??
Ulanzi F38シリーズのキャプチャーもあるけど、デザイン的にちょっと。。。
F38シリーズ純正のキャプチャーもあるにはあるけれど、デザイン的には、やっぱりPeak Designの方がカッコイイと思ってしまいます。
まとめ:「Peak Designキャプチャーも使えて、三脚でのクイックリリース瞬間着脱も実現」は最高でしかない!
Peak Design Travel Tripodsはやっぱりカッコイイのだけど、今回の一件で、ぐーたらはPeak Design Travel Tripodsが欲しかったのではなくて、Peak Design Travel Tripodsと同じように、クイックリリースできるシステムを欲していたんだと実感しました。
とは言いつつ、Ulanzi Zero F38三脚に手を出してしまいましたが。
手持ちの三脚にF38シリーズクイックシュークランプを付けても良かったのですが、なんかスマートじゃないなって思って。
けれど、予算的にUlanzi Zero F38三脚が厳しいというケースでも、手持ちの三脚をクイックリリース瞬間着脱化できるF38シリーズクイックシュークランプという選択肢が用意されているのも、Ulanzi F38シリーズの良いところですよね。
しかし、機能的にはPeak Design Travel Tripodsと同等以上、コスト面では半額以下のUlanzi Zero F38三脚は、至極の逸品ですね。
最後は記事の主題から外れた感想になってしまいました💦