最近動画に凝り出しています。
ミラーレス一眼α7IIIを持っているので、本格撮影となるとジンバルに乗せて撮影なんてことを思いますが、ミラーレスとは言え、このサイズのカメラを大きなジンバルに乗せると大層なスタイルになりそうだった。。
実際、α7iiiカメラの載るジンバル(ZHIYUN Weebill S)まで購入しましたが、これは自分の撮影スタイル(旅行や子どもを連れ添っての撮影など)にハマらないなと思い、すぐさまメルカリ行き。実際すごく面倒くさい!!
手軽に撮影出来て画質もそこそこ というところで、コンデジ(コンパクトデジカメ)の王者SONY RX100シリーズに目を付けました。
最終的に、実際に触ってみて実感した動画撮影に適したカメラ(コンデジ)であるRX100M5Aを購入したので、その経緯と使用感を備忘したいと思います!
SONY RX100M5Aカメラはマイナーアップデートバージョン
実は、コンデジ SONY RX100M5は、マイナーアップデートされていて、機体自体には、「RX100 V」としか書かれていないですが、現在地またで販売されているのは、RX100M5A と「A」付きになっています。
SONY RX100M5AカメラはF1.8搭載最後の機種
なんと言っても、暗所でも耐え得るように、できるだけ明るいレンズ(f1.8)を搭載してくれていることを希望していた。
メジャーアップデートされたコンデジ SONY RX100M6以降は、F2.8になってしまった。(その分望遠幅が広がりましたが)
というところで、RX100M5Aがやっぱり良い
SONY RX100M5AカメラはND8が搭載
ND8が搭載されています。
さすがにND8だけだと、天気の良い屋外では役不足感は否めないのですが、無いよりあった方が良いかなぁと。
これも、メジャーアップデートされたRX100M6以降の機種には搭載されていなかったという点。
これでも足りないという場合は、外付けNDフィルタアダプタなんかもあったりします。
ぐーたらも様子を見て、必要とあらば付けてみようと思っています。
動画本格撮影に必須なピクチャープロファイル搭載
パラメーターの調整や変更が可能。ブラックレベル、ガンマ、カラーモードなど、9種類の動画用設定値から撮影条件に合わせて選ぶこともできます。また、内容変更や初期設定へのリセットも可能です。
カラーグレーディングを前提に動画撮影している場合は、必須機能となります。
ぐーたらは、ミラーレス一眼α7iiiでも動画撮影を行っているので、ひとつの動画になったときに、色の変化が起きないように、同じプロファイルを設定しています。
ひとつ、気を付けなければいけないのは、RX100M6以降では、HLG(Hybrid Log-Gamma)やS-Log3、CINE4に対応しているのですが、RX100M5Aでは、対応していません。
プロファイル名としては、PP7まで。
RX100M6以降やミラーレス一眼α7iiiでは、PP10(HLG)まで搭載しています。
ぐーたらとしては、HLGで統一させたかったのですが、やむなく、PP6(CINE2)で統一させているという現状です。
SONY RX100M5Aカメラはコストパフォーマンス良し
コストパフォーマンスが良いと言っても、9万円そこらするので(2020年4月現在)決して安くはないのですが、機能面と価格のバランスが良いのかなと感じました。
価格.comでも、RX100シリーズでは、あの豊富なラインナップの中で上位3位に入るくらいなので、F1.8系譜の最新として、そして価格とのバランスで、やはり重宝される存在なのではないかと思われます。中古だと7万円ほど。
RX100シリーズの中で、
1位はRX100M7 これは最新機種
2位は、古い機種ではあるが、丁度良い値頃感と言うことで、RX100M3
そして、3位が今回紹介しているRX100M5A 最新機種ではないにも関わらず、この位置に付けているのは、最後のf1.8搭載機やNDフィルタなど、動画にも適した機種であり、根強い人気を誇っているようです。
SONY RX100M5Aカメラの良いところ
画像処理エンジンの性能向上(約1.8倍)
ディティールの再現性や高感度性能が向上しているそうです
バッファーメモリー
連射可能枚数が150枚→233枚(約24コマ/秒連写時)
オートフォーカス性能
瞳AFの追従性能が向上。顔が斜めを向いているときでも高い精度で瞳を検出し、浅い被写界深度でもピントを合わせるとのこと。
SONY RX100M5Aは、動画撮影には非常に良好
ぐーたらは、ほぼ動画撮影専用カメラとしています。スチールと雰囲気のある動画については、PeakDesignのストラップで肩掛けしているα7III(+SEL24F14GM)に委ねています。
- 子どもが走り回ったり、移動しているとき→SONY RX100M5A(+ZHIYUN CRANE M2)
- 固定位置に留まっているときや、エモい映像・写真を撮りたいとき→SONYα7III(手持ち)
の使い分け。
欲を言えば、NDフィルタをもうちょっと強力なものを用意して欲しいな とか
動画撮影しているとバッテリー消費が激しいので、バッテリー持ちを長くして欲しいな とか
風切り音、結構うっとうしいな とか。
ありますが、主たる目的(動画撮影)に対して、障害にならなかったり、別の解決法があったりで、動画撮影用カメラとして、非常に満足しています。
あと、ジンバル込みで軽くて扱いやすいのは、やっぱり神です。(ZHIYUN CRANE M2のレビューは別の機会に)
ちょっと話が逸れますが、
ジンバルの最大の欠点は、大きくて扱いにくい点。
その点、ZHIYUN CRANE M2とRX100M5Aの組み合わせは抜群でした。
軽さ、取り扱いの良さは、やはり神です。
特にぐーたらのように、子どもの世話をしたりして、撮影に専念できないシーンも多々ある中で、コンパクトさは非常に重要です。
正に、コンデジとコンパクトジンバルの組み合わせ!!
とは言え、それでも、ジンバル自体は邪魔になるのを、簡単に持ち運ぶ方法を編み出したので、これまた別の投稿で、紹介したいと思います。
なにか最後は、ジンバルの紹介みたいになってしまいましたが、
RX100M5Aは、動画撮影に最適なカメラだというお話しでした。