IKEA天板と電動昇降デスクFlexiSpotで快適! 安く済ませる在宅リモートワーク術[レビュー]

フルリモート在宅ワークになって久しい今日この頃。
ぐーたらはコロナ以前から、半リモートワーク(週2〜3日)を始めており、そこから数えると約5年くらい、平日の仕事時間では座りっぱなし状態が続いています。

そのせいか、最近朝起きると腰が痛くてほとほと困りは果てる始末。何か下半身がすごく弱りきっている感じがしています。

週末には子供の野球の送り迎え、練習補助などで体を動かすにせよ、それでは足りないと、人生初のジムに通い始めています。

ただ、それでも座りっぱなしの生活には変わりがないので、以前から少し興味のあった、電動昇降機能がついたスタンディングデスクFlexiSpotを導入して、在宅ワークの座りっぱなし環境からくる健康被害に打ち勝っていこう記録と、サードパーティー製(IKEAや山善 YAMAZENなど)の天板でも利用できるのか を備忘(レビュー)したいと思います。

腰痛や足のむくみなどデスクワークにつきまとう健康被害を改善したい

20代・30代の頃は、仕事において、多少の無理をしても何てことありませんでした。
むしろ、少し無理をするくらいの方が良かったのかも と思たり。
ただ、その感覚のまま年齢を重ねると、体がついてきていないことを悟ります。

昔はそんな健康なんて全然考えませんでしたが、家族を持ち将来を考えたときに、このままではいけない。
特にフルリモートの在宅ワークであるぐーたらは、下手すると、1週間家から出ないなんてこともあったりします。

これはまずい。今からでも何かしらの対策を行っておかねば と、ジムに通い出したり、風呂上がりにストレッチを始めたり と、まずはできることから始めるようにしました。

そして、1日のうち大半の時間を過ごすデスク周りにおいても、健康に関わる対策を施そうと、電動昇降機能がついたスタンディングデスクFlexiSpotの導入を決めました。
健康以外の部分では、主にガジェット周りにおいて、使用するMacのマシンスペックを最新環境に仕立てたり、こだわりのディスプレイ・快適なマウスなど、さまざまなアップデートをおこなってきましたが、ついに健康分野に手をつけます。

ちなみに、Before状態

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FlexiSpotは電動昇降機能付きのデスクの脚

モーター付きのデスクの脚が、スタンディングデスクFlexiSpotの正体です。

もちろん、その脚にフィットしたデザインとさまざまなサイズでの天板がセットになった商品も販売されています。

ぐーたらが購入したのは、FlexiSpot EJ2というモデル。

最新モデルは、組み立てが非常に簡単

こんな梱包状態で届きます。
耐荷重100kgのデスク脚なので、やはり脚自体それなりの重量ではあります。

パーツはこれ

脚全体が折りたたみ式になっていて、展開して天板にくっつけるだけ。
ネジは8枚だけ
旧型は、パーツの組み立てが必要のようです。他モデルを購入の際は、ご注意を。

ただし、電動工具はあったほうが良いです。絶対。
さすがにこれが無いと、腕がパンパンになるのと、作業時間も大幅に増加します。

電動工具ありで、概ね30〜40分で組み立て可能です。
ぐーたらの場合は、後述しますが、もともと使用していたIKEAの天板でネジが通らない箇所があって、一度ネジを外し直すというタイムロスがあったので、40分近くかかりましたが、スムーズに行けば30分ほどで組み立てられるでしょう。

無事組み立て完了!

身長179cmのぐーたらでも、最大高さ118cmに(タッチパネルでの高さ表示では、121cmまで上昇しました)

立ったり・座ったり、1台でこなせるので、作業に集中できる

ずっと座っているとだらけてくるんですよね。
そして、思考する時間もダラダラと長くなってしまいます。
ただ、スタンディングデスクFlexiSpotを導入することで、気分によって、立ったり・座ったりを変えられるので作業にメリハリができ、ぐーたらの場合は集中力アップに非常に役立っています。

この昇降機能付きスタンディングデスクは、ネットでもさまざまな考え方で使われていますが、そのメリットは、この「メリハリを効かせられる」という点だと思います。

作業環境をボタン一つで変えられる

あくまでぐーたらの感覚ですが、
立っているとだんだん疲れてきます。
そうなってくると、今進めている作業を一区切りつけたくなってくるんです。
そうするとダラダラ作業を進めていると終わらない、座ろうとすると何か集中力が途切れそうで・・・となってきて、ゴールにたどり着くのを早めることができます(あくまで感覚ですよ)

逆にそれでも集中力が途切れてしまったら、ポジションを変えて、つまりデスクを昇降させて作業環境を変えるわけですね。

立つことで適度に疲れる

もちろん「ハァハァ」する疲れるじゃないですよ。
適度に足が疲れる、つまり座りっぱなしより、適度に足の筋肉を使うので、運動不足解消の一端を担っているかと思っています。(もちろんそれだけで運動不足解消にはならないのは百も承知です。)

非常に滑らかかつスムーズに昇降

先述のように、ぐーたらが購入したのは、FlexiSpot EJ2というモデル。

ダブルモータータイプで、想像していたより昇降のスピードが速く、快適にデスクのポジションを変えることができます。
実際にデスクを昇降させた時の様子です。

スタンディングデスクFlexiSpotでは、シングルモータータイプもラインナップされており、当然ダブルモーターより馬力は少ないものの価格もコンパクトになっています。

モーター音も思ったよりうるさくありません。

耐荷重100kg 非常にしっかりとした作りになっていて、通常のデスク作業では揺れない

Amazonなどでは粗悪品が多い印象の中国製。
電動昇降スタンディングデスクFlexiSpotも中国製ではありますが、非常にしっかりとした造りであることがわかります。
フレームが非常に骨太で、安心感。

立ち位置、座り位置を記憶してくれるタッチパネル式コントローラー

タッチパネル式のコントローラーには、単純に昇降させるボタンだけでなく、合計4つの高さを記録できるボタンがあります。
立ったとき・座ったときの、自分の一番良いポジションを記憶してくれるので、文字通りワンタッチで、座り位置・立ち位置 など身長に合わせた高さに変えることができます。

注意点として、少し触れただけでも反応してしまうくらい感度が良い点です。
ぐーたらはそれほどありませんが、お子さまやペットがいる家庭では、予期せぬ昇降があるかもしれません。

ただ、しっかりとロック機能(タッチパネルが反応しないようになる機能)も備えているので、そんな予期せぬ危険から守ってくれる仕組みになっています。

ぐーたら家では、動く机として、子どもにも適度にボタンを押させてあげて楽しんでもらっています。

異常を感知して自動停止するセーフティー機能

文字通り障害物などを検知して自動停止してくれる機能です。
実際にこの機能を試してところ、ある程度対象物が固く、しっかりとしたものでないと停止してくれない ということ。
少し人間の手や体が触れたところでは停止されません。また、クッションなどの柔らかいものも停止しません。
このセーフティ機能は、どちらかと言うと、対人セーフティーと言うよりは、障害物があるのに強制的に昇降してしまってFlexiSpot自体が壊れてしまわないような自損セーフティー機能と言ったところです。

検知感度の調整も可能ですが、その感度の違いがぐーたらにはあまり分かりませんでした。

IKEAのテーブル天板(テーブルトップ)でも使える

スタンディングデスクFlexiSpotでは、電動昇降機能付きのデスクの脚だけではなく、天板がセットになった商品も販売されています。
もちろん、FlexiSpotに最適化されていて、さまざまな材質も揃っていて、それを選ぶのがベスト。
しかし、ぐーたらはもともとIKEAデスクを使っていたので、天板がすでにある状態。
では、これをFlexiSpotに使えないか ということで、結果は、ここまでご覧の方はおわかりの通り、問題なく設置可能でした。

純正天板を使わないときの注意点

ただ、注意点もあります。
FlexiSpotとIKEAの天板をネジで取り付ける際、うまくネジが通らない(固い)箇所がありました。
この動画でも、何度かネジを打ち直している箇所です。

うまくその部分を避けて設置することができましたが、このあたりはFlexiSpot純正品を使用しない場合の注意点となります。
それ以外の何の不都合もなく取付ができました。

FlexiSpot公式に対応できる天板サイズ(FlexiSpot EJ2の場合)

FlexiSpot公式に対応できる天板サイズとして、
FlexiSpot EJ2では、
・幅:120〜200cm
・奥行:60〜80cm
・厚さ:2cm以上
とのこと。

以上の注意点を踏まえて、純正品以外の天板を検討されてください。
ちなみに、純正品だと、素材・カラーや形、さまざまなバリエーションが揃っています。
メラミン天板・中密度繊維天板・竹製天板・無垢材

まとめ:FlexiSpotの電動昇降デスクを導入することで、仕事の仕方が変わった

今までは、なんとなくダラダラと座り続けていたことで効率が悪くなっていた部分もあったと思います。
ただ、今回FlexiSpotの電動昇降デスク(脚)を導入することで、長時間の座り仕事でもメリハリができ、健康被害の回避また作業の効率化を図ることができています。

またサードパーティー製の天板でも、注意点はあるもののFlexiSpotは対応することが分かりました。
IKEAだけなく、ニトリや山善、ホームセンターなどで購入してきた天板でも、問題無さそうです。

少し話が逸れますが、スタンディングデスクFlexiSpot導入にあたって、ポモドーロテクニックを導入しました。
かの有名な台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏も導入している、タイムマネジメントシステムです。

システムというと大袈裟に聞こえますが、集中する時間・休憩する時間のメリハリを徹底する ということ。
オードリー・タン氏は、25分作業・5分休憩を徹底し、25分経過すると作業を強制的に終了させるそうです。
それによって、考えても仕方のないことに没頭しすぎていないか俯瞰した視点を持てるとのこと。
ぐーたらは、まだその境地に至っていませんが、ポモドーロアプリを活用して、メリハリをつけるようなスタイルに変わりつつあります。

みなさんも、新しい在宅リモートワーク環境に変えてみませんか。

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