M1 Max MacBook Pro (Monterey12.1)スリープ中に強制終了しまくる なんだこれ?
— ぐーたら@動画編集にハマってる (@gutaramemo) January 17, 2022
こんなこととがあって、原因のひとつかもしれなかった外付けハードディスクの繋ぎっぱなしを止めようと、本格的にNASを導入することに決めました。(結局この原因は他のところにあったのですが😅)
とは言え、USB 3.0/USB 3.1 Gen 1の外付けハードディスクに比べて転送速度はどうなんだろう?
ここは一気に10GbEの環境を整えるか?
などと思いを馳せていましたが、さすがにぐーたらの現況で10GbE環境は予算的にも厳しいしオーバースペックだろう と、2.5GbE(2.5Gbps)に落ち着くことに。
そうなると、USB 3.0/USB 3.1 Gen 1 外付けHDDと2.5GbE NASではどちらが早くファイル転送できるのか。
そのあたりを検討して導入するまでの経緯を備忘したいと思います。
USB 3.0/USB 3.1 Gen 1の速度は、5GbE(5Gbps)??
実は、もともとQNAP TS-231+が手元にあったのだけれど、1GbEしか搭載していない。
参照元:https://www.qnap.com/ja-jp/product/ts-231+
Macからのファイル転送速度が遅くて、USB 3.0/USB 3.1 Gen 1の外付けハードディスクと比べても、断然USB3.0が速いのです。
これでは と、NASの導入を考え、なんとか手頃な2.5GbE(2.5Gbps)環境を と思ったのも束の間。
やっぱり、全然USB 3.0/USB 3.1 Gen 1の方が速いやん!と。
USB 3.0/USB 3.1 Gen 1は最大転送速度5Gbps(=5GbE)
参照元:https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/connect-usb3.html
けれど、この値はどうやら理論値・規格値 という、例によって、”絶対にそこまでの速度が出ない”系の文言が入っています。
一方、2.5GbEは、比較的その数値通りの速度が出る という記事も見かけました。
勢いで、NAS QNAP TS-231P3 2.5GbE対応ポート を購入!
そんな時に、Amazonで、2.5GbE(2.5Gbps)対応のQNAP NASがアウトレットで販売されているのを見て、もう「えいやー」と2.5GbE(2.5Gbps)環境を整えることに決めました。
NASを含めた2.5GbE(2.5Gbps)環境を整えるには、対応したLANアダプターとスイッチングハブが必要
QNAP TS-231P3 NASを購入してだけで満足していたのですが、どうやら2.5GbEに対応したLANアダプターとスイッチングハブが必要とのこと。
確かに、いま利用しているドッキングステーションは、1GbEにしか対応していないので、いくらNASを2.5GbE(2.5Gbps)変えたところで、ボトルネックになってしまいます。
LANアダプター バッファロー LUA-U3-A2G/Cの導入
そこで、安心のバッファロー(Buffalo)ということで、LUA-U3-A2G/C USB3.2(Gen1) 対応 有線LANアダプターを購入。
いざというときには、M1 Max MacBook Proに直接つなげるようにType Cコネクタが付属しているものです。
ドライバーがM1 Macに対応してないようなことがドライバーインストール時に表記されていましたが、ぐーたらの環境では、M1 Max MacBook Proでは動作しました。
このLANアダプターの導入についてはこちらの記事にて。
先に結論をこちらに書いておくと、M1 Max MacBook Proでどうやら2.5GbE接続ができているようでした。
下の画像は、ルータから延びているLANケーブルをM1 Max MacBook Proに接続したもの。
2.5GbE接続を表すオレンジランプが。(ちなみに、ルータ側は2.5GbE対応ではないのだけど)
2.5GbE対応のスイッチングハブ プラネックス FX2G-05EMの導入
安心のバッファローと思っていたのですが、価格に負けて
プラネックス Planex 5ポート 2.5GBASE-T スイッチングハブ FX2G-05EM を導入。
2021年1月現在で、10,000円を切る価格でした。
- 5ポート2.5GBASE-T スイッチングハブ
- 2.5Gbps(全二重)
- 1000Mbps(全二重)
- 100Mbps (全二重/半二重)
を備えるスイッチングハブ。
これに、ルータからのLANケーブルとQNAP TS-231P3 NASとLUA-U3-A2G/C LANアダプターを繋いで・・・
おぉー2.5GbEで接続できている模様。
ためしに、QNAP TS-231P3 NASの1GbEポートにLANケーブルを差し替えたら、1GbE接続を表す緑ランプに。
これは、ちゃんと機能している と思おう。
いよいよ、HDD USB3.0(規格値5.0GbE)とNAS 2.5GbEの対決
数値上では、圧倒的にUSB 3.0/USB 3.1 Gen 1なのだけど、結論から申し上げますと、ほぼ同じくらいでした。
あくまでぐーたらの環境では という前提ですが、2.5GbEが期待以上に活躍してくれました。
ぐーたら環境ではこんな状態。
ルータ
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スイッチングハブ
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NAS QNAP TS-231P3
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ドッキングステーション(USB 3.0) ー MacBook Pro
|
外付けハードディスク(USB 3.0)
10GBのデータをMacBook Proから、NAS・外付けHDDそれぞれにコピー
ファイルコピー速度は下記のように、ほぼ同じでした。
1.0GbEであるNAS TS-231+の時は、USB3.0にはダブルスコア以上(トリプルスコアくらいかも)の転送時間で負けていたので、この結果には驚きました。
↓USB3.0の外付けハードディスクにコピー
↓2.5GbEのNAS TS-231P3 にコピー
結論:ファイル転送速度においてHDD USB 3.0/USB 3.1 Gen 1(規格値5.0GbE)とNAS 2.5GbEは同じくらいの速度
なんどか試してみましたが、やはり同じような結果に落ち着きました。
こういう速度系は、環境によっても左右されるので、あくまで「ぐーたらの環境では」という注釈付きにはなりますが、事前の理論値の違いを考えると、大満足の結果です。
そして、別記事にもしますが、2.5GbEのLANアダプター導入で、副産物として、有線接続においてインターネット速度も倍以上になるという、うれしい誤算もあり、2.5GbE環境バンザイです。
しかし、これ10GbE環境にしたら、とんでもない速度になるな。。